賃貸住宅でのトラブル!体験談シリーズ CASE.10

今回の『賃貸住宅でのトラブル!体験談シリーズ』とは、とある方の実体験をご本人にまとめてもらい、記事にさせて頂く体験談シリーズです。
今回は、30代の専業主婦さんからです。
ご近所との騒音トラブルがありました
30代の専業主婦です。当時住んでいた場所は、宮城県。今から5年前の話です。ご近所との騒音トラブルに合いました。
この音は何?ドンドンと規則的なリズム音が…。
当時、結婚したばかりで新居の賃貸マンションの3階に引っ越したばかりでした。
下の2階は空き部屋で、1階には6人家族が住んでおりました。
当時、私は看護師として病院勤務をしており、夜間勤務のため、不規則なスケジュールで生活をしておりました。
引っ越して数カ月後のことでした。
夜勤のため、19時から23時まで仮眠を取ろうとベッドで休もうとすると、ドンドンと規則的なリズム音が響いてくるのです。
初め数日間は何かわからず、ただただ時間がすぎるのを待つだけでした。
ですが、気になってしまい睡眠をとることができず、仕事にも支障がでるのではと不安に襲われました。
そして、しばらくするとその音の正体が1階に住む高校生がたたくドラムだったことがわかりました。
なぜわかったのかというと、偶然、共有玄関付近でギターを抱えた少年らがその1階のお宅に入っていくのを見かけたのです。その後、大音量でバンド練習音がマンション中に響き渡りました。
ドンドンドンという重低音もずっと響いており、この音だと一発でわかりました。
管理会社へ相談へ
原因がわかったので、私はすぐに管理会社に連絡を入れました。
管理会社の方とは日頃からお世話になっていたので、親身に話を聞いてくれました。
双方の間に入って下さり、話を進めていきました。
話を聞くと、ドラムを弾く少年は今後音楽の道で生きていくと考えているらしく、親御さんは、「夜間勤務前には弾きませんので勤務スケジュールを教えて下さい」と言うのです。
この言葉には愕然としました。
個人のプライベートな情報を教えることは出来ない事と、そもそも防音設備のないマンションでの楽器演奏は契約違反であると伝えました。
管理会社さんからの説得もあり、その後しばらくは楽器を演奏するときは日中のみと約束され、半年後には1階の方は転勤のため、他県にお引越しされて行きました。
賃貸住宅でのトラブル!体験談シリーズ CASE.10【まとめ】
賃貸物件におけるご近所との騒音トラブルはとても多いと思われます。
今回のように、楽器による騒音障害の場合は契約内容違反に当たらないかを確認することで解決することが出来ました。
最近では、防音設備が整っていたり、ペット可能であるなど、物件の選択肢が増えていると思います。
住んでから、うるさかった!こんなはずでは。とならない為にも事前に借りる側も契約内容を確認することが大事かと思います。