ドラムっ!?ご近所との騒音トラブルです。トラブル9

『賃貸でトラブった話』シリーズです。とある方の実体験をご本人にまとめてもらい、記事にさせて頂く体験談シリーズです。
今回は、30代の専業主婦さんからです。
ご近所との騒音トラブルです。。。
30代の専業主婦です。今から5年前の話です。ご近所との騒音トラブルに合いました。
この音は何?ドンドンと規則的なリズム音が…。
当時、私は結婚したてで賃貸マンションの3階に引っ越したばかりでした。
下の2階は空き部屋で、1階には6人家族が住んでおりました。
当時、私は看護師として病院勤務をしており、夜間勤務のため、不規則なスケジュールで生活をしておりました。
引っ越して数カ月後のことでした。
夜勤のため、19時から23時まで仮眠を取ろうとベッドに横になると、ドンドンと規則的なリズム音が響いてくるのです。
初め数日間は何かわからず、うるさいなぁ!何の音??って思っていました。
ですが、うるさい日が続くとドンドンと気になってしまい睡眠をとることができず、仕事にも支障がでるのではと不安に感じるようになりました。
そんな我慢をする日々が続いていたのですが、その音の正体が1階に住む高校生がたたくドラムだったということがわかったのです。
なぜわかったのかというと、偶然、共有玄関付近でギターを抱えた少年らがその1階のお宅に入っていくのを見かけたのです。
その後、大音量でバンド練習音がマンション中に響き渡りました。
ドンドンドンという重低音もずっと響いており、この音だと一発でわかりました。
管理会社へ相談へ
原因がわかったので、私はすぐに管理会社に連絡を入れました。
管理会社の方とは日頃からお世話になっていたので、親身に話を聞いてくれました。
双方の間に入って下さり、話を進めていきました。
話を聞くと、ドラムを弾く少年は今後音楽の道で生きていくと考えているらしく、それはとても素敵なことですが…。
話し合いが続いていると、親御さんからこんなことを言われました。
「夜間勤務前には弾きませんので、あなたの勤務スケジュールを教えて下さい」
と言うのです。
この言葉には私は、愕然としました。
そもそも、防音設備のないマンションでの楽器演奏は契約違反であるはずですよね。違反を認めろと???
さらに私個人のプライベートな情報をあなたたちに教えることなんて絶対にしたくないし、出来るわけがない。
そんな非常識な話し合いの中で管理会社さんは私たちの見方をしてくれました。
とても頼りになりありがたかったですね。
そんな、管理会社さんからの説得もあったのですが、結論は演奏禁止ではなく、しばらくは楽器を演奏するときは日中のみということに…。
私は、これ以上になるとケンカになってしまうし、同じ建物に住むのも嫌になってしまうと思い諦めました。
幸運なことにそれから半年ほどたった頃ですが、その1階の方は転勤のため、他県にお引越しされて行きました。
正直、助かったーって気持ちになりましたね。
賃貸物件におけるご近所との騒音トラブルはとても多いと言われますが、騒音トラブルは本当に付き物なのですね…。
最近では、防音設備が整っていたり、ペット可能であるなど、物件の選択肢が増えていると思います。
住んでから、うるさかった!こんなはずでは…。
とならない為にも、事前に借りる側も契約内容やマンションの防音についてしっかり確認することが大事かと思います。